Baronkun’s diary

何の取柄もない会社員の平凡な日常を綴った日記です

省庁職員が深夜に副大臣の出迎え 世の中は凄いスピードで変化しているのに。。。

菅新内閣がスタートしました。

国民のために働く内閣を謳っており、文字通りなら期待しています。

 

さて、日本では働き方改革が叫ばれてから数年が経ちます。働き方については、皆さん意見がおありでしょうし、何が正解かは分かりませんが、私個人の考えは、「仕事は生きていくための手段であって、生活していく上で必要な資金を獲得するための手段。」です。

したがって、仕事とプライベートは時間を明確に分けたいと思っています。

 

そこで、下のような記事が目に止まりました。(以下朝日新聞デジタルより)

新内閣発足に伴う文部科学省の新しい副大臣大臣政務官計4人の初登庁が18日夜、省内であり、職員ら100人以上が待機して出迎えた。その後の記者会見は日付をまたいで行われ、職員は未明まで対応した。省内では9月までを「働き方改革推進強化月間」としており、職員からは「非常識」との声が上がった。

副大臣2人は午後6時からの皇居での認証式後、副大臣会議をへて午後10時前、文科省に初登庁。その約20分前に2人を迎えるアナウンスが省内に流れ、幹部らは執務室までの廊下に並び、花束を渡したり拍手したりして出迎えた。政務官2人も午後11時前に初登庁し、同様に迎えられた。

 18日午後11時45分からは、省内で4人が就任の記者会見をした。深夜に及んだことについて田野瀬太道副大臣は「今日中にやることで週明けから次の仕事に取り組むことができる。ただ働き方改革と言っている以上は、改革すべき所は改革したい」と述べた。

 文科省によると、初登庁と職員の出迎えなどはこれまでの慣例に沿って行った。深夜に及んだのは、翌日から4連休を挟むことも考慮したという。一方、国土交通省経済産業省などでは、各副大臣政務官の初登庁は連休明けの23日に行われる予定で、省によって対応は分かれている。待機したある文科省職員は「早く文科行政のことを理解してもらうためとはいえ、深夜まで居残ってやることだろうか」と話した。

 

菅さんも言っていましたが、官僚や公務員の多くは前例踏襲、慣例主義で、融通か効かない、縦割りで利権に貪欲という人種だと私も思っています。

記事内にもあるように、この出迎えも慣例。日本の生産性が低いなどとよく言われますが、こういう面が官民問わずありますよね。全てとは言いませんが、こういう点も生産性を下げている要因だと思いますね。この待機時間、何も価値を生み出していないわけですよ。時給換算したら、一体どれだけの人件費をかけて、この出迎えをやったんでしょうね?私が大臣なら、即やめさせますね。

 

世の中は凄いスピードで変化していますが、行政の世界は変わっていないですね。そんな政治家、官僚に国の設計を任せて大丈夫なんですかね?