Baronkun’s diary

何の取柄もない会社員の平凡な日常を綴った日記です

この事件の報道を見るたびに涙が出る。池袋暴走、飯塚幸三容疑者が無罪主張 こいつが罰を受けないなら救いがないよ。

厚顔無恥、良心のかけらもない、飯塚容疑者に対して思い浮かぶ言葉。

この人の顔を見ると怒りで、何とも言えない感情がこみ上げてきます。

 

東京・池袋で2019年4月、乗用車が暴走して母子を死亡させ、9人に重軽傷を負わせたとして事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告(89)の初公判が8日、東京地裁で行われたとメディアで報道されていました。

その報道で、飯塚被告は起訴内容を否認し、無罪を主張したとの事。

本当に信じられませんでしたね。一体何が、この人間から良心と人への思いやりを失わせたのか。この人から感じるのは、自己保身。官僚は非を認めない人種と私は思っていますが、まさにこの人は、それを体現した存在ですね。

 

飯塚被告は下津健司裁判長から起訴内容の認否を問われ、「アクセルを踏み続けたことはないと記憶しており、車に何らかの異常が生じて暴走したと思う」と述べたそうです。また事故の遺族や被害者に謝罪し、「暴走を止められなかったことは申し訳なく思っている」と話した。弁護側も同法違反(過失致死傷)罪は成立しないと主張したとの事です。

検察側の冒頭陳述によると、飯塚被告は事故当日、自宅から東京都文京区のレストランに向かうため妻を同乗させ、車を運転した。車線変更を繰り返すうちにブレーキとアクセルを踏み間違え、時速約96キロで交差点に進入。横断していた母子に衝突するなどしたとの事。

また車は事故の約1カ月前の定期点検で異常は見つからず、車の走行データにもブレーキが踏まれた記録がなかったと指摘。「後続車の運転手はブレーキランプを一度も見ていない」とも証言されています。

まあ、この人の経歴から、やり手の弁護士を手配しているのでしょう。そして、悪くても執行猶予で逃げられるよう作戦を考えているんでしょうね。

検察側は冒頭陳述で、飯塚被告は飲食店で食事をするために妻を乗せて車で自宅を出発し、前方車両との間隔が詰まり車線変更を繰り返すうちに誤ってアクセルを踏み込んだと指摘。最高時速96キロで赤信号の二つの交差点に突っ込み、自転車で横断中の松永真菜さん(当時31)と長女莉子ちゃん(同3)を死亡させるなどしたと主張しています。

また、飯塚被告の車は2008年に新車で購入したもので、「事故1カ月前の点検でも不具合は見つかっていない」と説明。事故後に車の電気系統を分析しても「異常を示す記録はなかった」と強調しています。

 

科学的証拠、証人、状況証拠、そして何よりも、あのヨボヨボのまともに歩けない年寄りが1tを超す鉄の塊である車を運転する事の無謀さを考えると、これは過失ではなく、危険運転ですよ。

事故当時、飯塚被告はその職歴から上級国民だから逮捕監禁もされない。同じ年齢の一般人なら逮捕拘束されているという事が話題になりましたが、本当に日本に正義はないのでしょうか?

もし、これで無罪または執行猶予で済まされるものなら、この国に正義はないと絶望しますね。本当に、このニュースを見るたびに、遺族者の事を想うと悲しみが、飯塚被告ののうのうとした顔を見て、抑えきれない怒りがこみ上げます。

どうか正義が下されますように。こいつは、獄中での死が相応しい。


飯塚被告は無罪主張も・・・検察「車は異常なかった」 (2020年10月8日)