Baronkun’s diary

何の取柄もない会社員の平凡な日常を綴った日記です

英紙の東京五輪中止決定報道に反論。内閣や組織委員会は記事内容を否定、現実的にはどうなんでしょうね?

世界の多くの国で、新型コロナウイルス感染拡大が止まりません。

欧米諸国ではワクチン接種が始まっており、その効果が注目されますが、変異型ウィルスも発生しており、予断を許さない状況ですよね。

私も、生活必需品の買い物や必要な行動(散髪、散歩、給油など)以外は外出を控えています。仕事も在宅勤務を昨年の4月から継続しています。

私自身は新型とは言え、コロナウイルス自体は従来の風邪と言われる症状を引き起こすウィルスである事、致死率がインフルエンザなどと比べても特段高いわけではない事を考慮すると、少なくとも日本で感染症2類相当の扱いが妥当かは疑問に思うところがあります。

ただ、高齢者や気管支系や成人病などの持病を持っている人は重症化しやすい事を考えると、ある程度の厳格な対応は必要とは思います。現在の日本では、スウェーデンのような割り切った政策は取れないでしょうしね。


スウェーデン 治療受けられず亡くなる高齢者も【現場から、】

このような状況で、最近改めて話題に挙がってきているのが、東京オリンピックの開催がどうなるのか。

すでに1年延期しており、更なる延期はオリンピック推進派や出場選手にしてみれば何としても避けたいところでしょう。

 

私自身は最近のオリンピックの在り方に共感を持てませんし、アスリートを特別扱いする事の必要性も感じていないので、いっそ中止にしてくれと思っています。

アスリートの努力を無駄にするのか?という反論はあると思いますが、そもそもアスリートの多くは、他の大会や試合でもパフォーマンスができるわけですし、国の税金を使って選手の品評会を行い、選手が莫大な金を得るのをわざわざ行う必要あるの?と思っています。

そんな思いを抱いている中、先日次のような記事をデイリースポーツが発信していました。

以下記事から引用

東京五輪パラリンピック組織委員会は22日、英紙「タイムズ」が与党幹部の話として東京五輪を非公式ながら中止せざるを得ないと結論付け、32年開催を目指していると報じた件について、コメントを発表した。

 「政府においては、菅総理が大会開催への決意を示しておられ、また、コロナ対策調整会議を設置し、大会開催のために徹底的なコロナ対策を講ずることを主導いただいている」と、否定。「政府、東京都、組織委、IOC、IPCなどすべての関係機関が、今年の夏の大会開催に完全に注力しており、組織委としては、一日も早い社会の回復を願い、今夏の安全で安心な大会開催実現に向けて、引き続き、関係団体と緊密に連携し、準備に尽力してまいりたい」と、開催への決意をつづった。

 また、内閣官房も「日本政府が東京大会の中止を非公式に結論付けたとの旨の報道がございましたが、そのような事実は全くございません」と報道を否定するコメントを発表。「東京大会については昨年7月のIOC総会において、本年7月23日のオリンピック大会の開会式を皮切りに競技スケジュールとその会場が決定されており、現在、本年夏からの大会の成功に向けて、大会関係者が一丸となって準備に取り組んでいるところです」と説明している。

引用終わり。

 

立場的には、こうコメントせざる得ないでしょうね。ただ、現実的にはどうなんでしょか?まだ、世界中で感染が拡大、維持されている状況ですよ。そんな中、世界中から選手や関係者を日本に入国させるんですか?仮に、日本だけ、もしくは特定の国だけが感染が収まったとしても、感染収束していない国からの選手は受け入れます?

IOCも日本政府も「人の命よりは金」、企業も「人の命よりは投資の回収」が大事でしょうから、恐らく無観客もしくは観客数制限して行うでしょうね。

私は、オリンピックなどを見に行く予定はないですし、せいぜいサッカーで欧州や南米国の試合をネットなどで観戦するくらいで、他は見ないです。テレビもオリンピック一色でしょうから、見ないですね。

オリンピック後に感染第5波が起きたら、笑います。


主要海外メディアが言及「東京オリンピックの開催は厳しい!」中止も視野に検討しないとリスクが増大する。